ハーブやアロマを使って便利なクラフト作りましょう。
ハーブやアロマの活用法は、塗ったり飲んだりするだけではありません。
実はたくさん私たちの生活の中で使えるんですよ。
例えば、ゴミの消臭やタンスに入れるポプリから歯磨き粉まで、それはそれは数多く使えるんです。
今回は簡単にハーブやアロマを使った様々なクラフトをご紹介します。
ぜひ、参考ししてくださいね。
やはり、肌につけるものや、体内に入るものなので、オーガニックで100%ピュアな精油やハーブを使用しましょう。
また、皮膚刺激の強いものは避けるか低濃度での使用にしましょう。
今回ご紹介するのは
この3つをご紹介します。
クラフトを作るにあたって揃えるもの
アロマクラフトを作るとき、すべての道具を揃える必要はありませんが、ビーカーや計量スプーン、精製水や無水アルコール、保管する容器など最低限必要とするものはあったほうがスムーズに作れます。
また、何を作るかで必要な材料が変わってきますので、自分が何を作るかを考えておくと良いでしょう。
クラフトを作る際の注意
小さなお子さんがいる家庭での精油やハーブの取り扱いには注意しましょう。
小さい頃は何にでも興味を抱きますので、お子さんの手の届かないところでの保存や、お子さんがそばにいる時の作業には十分注意してください。
クラフトの保存
クラフトを作ったあとは、直射日光や熱の強い場所は避け、冷暗所など、光や熱、湿気などがなるべくない場所での保管をお勧めします。
また、ローションなどは冷蔵庫のドア側に置いて保管をすると良いでしょう。
夏場などはひんやりして気持ちが良いですよ。
メモしておくと便利
アロマやハーブのクラフトを作っていくと、お気に入りのクラフトが出てきたりします。そんな時にレシピを書いたメモを持っておくと、「あれ?どうやって作ってたっけ?」「分量はどうだったかな?」と考えずに済みますよね。
プレゼントにも喜ばれる
石鹸やバスボムなどは、可愛くラッピングしてお友達や職場の方にプレゼントするものいいですね。
みんなが好きな柑橘系やフローラル系の香りのクラフトをプレゼントすると、喜ばれるかもしれませんね。
とにかく楽しみながら作りましょう
「作らなきゃ」とネガティブな思いで作っても良いクラフトは作れません。気軽に楽しく作るのがコツです。
楽しみながら作りましょう。
では、各クラフトのご紹介です。
お風呂編
バスボブ
バスボブとは、お風呂に入れるとシュワシュワっと泡が出る入浴剤です。泡が出ると同時に香りがバスタブに広がります。
重曹 1カップ
クエン酸 1/2カップ
水 適量
好みの精油 5~6滴
全ての材料をビニール袋に入れて精油を加え、袋の口を塞いでよく振ります。
袋の口を開けて水のスプレーを3~4回、まんべんなく吹付け、ビニール袋の上から両手で丸く形を整えます。(この時、固まらない場合は水スプレーを再度吹き付けてください)
そのまま、お風呂に持っていきます。
また、型に詰めると可愛いバスボムができますので、気分を変えたいときやプレゼントに良いでしょう。
石けん(石けん生地で作る)
市販の粉石けん生地100gをビニール袋に入れて、精油15滴ほど入れ、精製水80ml入れてビニール袋の上からよく混ぜます。
また、この時、ローズマリーなどの枝を一緒に入れても良いです。
(精油を入れるとき、石けん生地の真ん中にくぼみをつけて、その中に精油を垂らすときれいに混ざります)
お好きな形にしたり、型に詰めます。
石けん(MPソープ)
MPソープとはグリセリンソープのことで、とても簡単に石けんを作ることができます。
また、クレイやハーブで色付けも出来るので、カラフルなクラフトソープを作ることができます。
グリセリンソープ 200g
好みの精油 20滴
グリセリンソープを2cmほど角切りして電子レンジで溶かします。
(大体1分ほどですが、様子を見ながら溶かしていきます)
粗熱がとれたら精油を加え、型に流し込み固まるまで待てば出来上がりです。
(型から取り出しにくかったら、冷蔵庫で少し冷やすと取りやすくなります)
クレイやハーブで色付けする場合は、グリセリンソープが溶けた時に小さじ1程度を加えます。
他にも簡単にクラフトを作る方法として、シャンプーやリンスの中に精油を加えたり、重曹にクレイと精油を混ぜて歯磨き粉にしたり、または歯磨き粉に直接精油を1滴垂らして歯磨きをするなどの方法もあります。
生活編
普段の生活の中で使えるクラフトをご紹介します。
香り玉
これはお子さんと一緒に遊びながらできるクラフトです。スキンシップやコミュニケーションも取れながら、香りも楽しめるクラフトです。
紙粘土(白とお好きなカラー) 適量
好みの精油 7~8滴
スティック(必要であれば) 適当
ビニール袋に白い紙粘土を入れ揉みます。
お好きなカラーの紙粘土を少量ずつ加えて、手で揉みながら好みの色に仕上げていきます。
紙粘土の真ん中にくぼみをつけて、精油を垂らし練ります。
お好きな大きさの形に丸めたりしてお皿に盛り付けたり、スティックに指したりして香りを楽しみます。
アロマボトル
お好きなガラスのボトル
好みの精油 10滴
無水エタノール ボトルの1/3
精製水 無水エタノールの倍
木製スティック 適当
無水エタノールをガラスボトルに入れ、精油を加え良く混ぜます。
精製水を加えさらに混ぜ、木製スティックを差し込みます。
市販の芳香剤に比べると香りは弱いですが、ほんのり香ります。
サシャ
香り袋です。
ここではハーブやドライフラワーなどを使います。
お好みのハーブやドライフラワーをオーガンジーに入れ、タンスに入れます。
洋服にほんのり植物の香りがしたり、または防虫剤の代わりになったりします。
ハーブチンキ
ハーブチンキとは乾燥したハーブをアルコールに浸して有効成分を抽出したものです。ハーブの有効成分を簡単に保存できるもので、使い勝手の良いものです。
ウォッカ(40~50℃) 300ml
好みのドライハーブ 計20g
ガラス製の瓶にウォッカにドライハーブを入れて、2~3週間毎日瓶を振って馴染ませ、抽出させます。
キッチンペーパーやコーヒーフィルターでハーブを濾過します。
濾過したハーブチンキはガラス瓶に入れて保管します。
保管期間は大体1年半~2年ほど
乾燥肌やかゆみ、おむつかぶれや日焼けローションやうがいなど、様々なことに使える万能チンキです。
美容編
クレイパック
お好きなクレーでパックしてツルツルのお肌になりましょう。
ピンクまたはホワイトクレイ 大1
精製水 小1~2
好みの精油 2~3滴
クレイに精製水を加えよくなじませてからかき混ぜます。
そこに精油、好みでキャリアオイルやはちみつなどを加えかき混ぜ、ちょうど良い柔らかさになったら出来上がりです。
大体5~10分ほどおいて、ぬるま湯で洗い流します。
(途中、ヒリヒリするなどの症状が出たら、すぐに洗い流してください)
クレイパック後は、たっぷり化粧水や乳液を塗りましょう。
リップクリーム
保湿力などがあるキャリアオイル 10ml(小さじ2)
好みの精油 1~2滴
キャンデリラワックス 小さじ1
シアバター 小さじ1
シアバターとキャリアオイル、ワックスを湯煎にかけ、ガラス棒などでかきませ、ワックスが完全に溶けたら湯煎から外してよくかき混ぜます。
精油を加えてさらにかき混ぜ、リップケースに流し込みます。
(この時、中央が盛り上がるようにゆっくり入れていきます)
保湿力アップでプルプルの唇になります。
また唇は刺激に弱いので 精油は少なめにします。
ハンドクリーム
みつろうを使ってハンドクリームを作ります。
みつろう 4g
好みのキャリアオイル(保湿作用のあるもの) 20ml
好みの精油 10滴
みつろうとキャリアオイルをかき混ぜながら湯煎にかけ溶かします。
クリーム容器の中に入れ表面がうっすらと膜を張りだしたら、精油を加えよくかき混ぜます。
クリーム容器を何度か台に軽く打ちつけて中に入った空気を抜きます。
完全に冷めたら蓋をします。
大体目安として2ヶ月です。
いかがでしたでしょうか?
アロマやハーブのクラフトは、私たちの様々なシーンで活躍してくれます。
もっと気軽に簡単に生活の一部として取り入れてみましょう。
アロマ美人、ハーブ美人になれますよ。