人間は酵素に助けられて生きているので、代謝酵素と消化酵素をしっかり補給できていて且つ無駄遣いしていない状態が一番健康です。
酵素不足になると疲れが取れなかったり、代謝が悪くなって太ったり便秘や肌荒れ・・・・等々弊害が色々と出てきます。
日本のマクロビに生ジュースの概念はありませんが熱くなって来たので、体を冷やしてくれる生のものを摂りたいと思いました。
体が欲するものを食べるのが一番!
欲しいものを体の求めるがままにジュースにしてみようと思いました。
シュースはミキサーでブーンっとやってしまいがちですが、ミキサーの高速の歯により酵素がバラバラ。
飲んで意味のないただのジュースになってしまいます。
なので高速回転ジューサーではなく、酵素をなるべく壊さない低速回転ジューサーで絞る事が大事です。
これはオメガ(アメリカ製)のジューサーですが、同じ形のものが最近は日本でも安く売られているので、こういう前にニョキッと回転部分が突き出したモデルを選ぶと失敗がないです。
絞る部分になるべく金属がつかわれていない事が重要で、理由は金属と触れた瞬間酵素が破壊されるからです。
生ジュースレシピ(人参ジュース)
- 林檎1個
- 人参2本
- キャベツ5枚(残り野菜なんでもOK)
ただただ絞れば完成。
陰性のキャベツを先に絞ったので、体を冷やしすぎないよう陽性の林檎と人参を足して作りましたが、どんな野菜でも果物でも気にせず絞ってしまえばイイと思います。
林檎は水分が多いので、林檎ばっかり入れて行くと詰まってしまうため、人参などギュッと実が固く詰まった野菜か、葉もの野菜と合わせて絞るとうまくできます。
酵素は基本、味噌や手作りのお漬け物を毎食食べていれば不足する事はないので、毎食食べれない人の為の打開策でなま絞りジュースです。
皮が大事なので、皮を剥かずに絞る事が大事ですが、キウイとバナナだけは例外。
皮を向かないと美味しくなかったです。
抗ガン作用のある成分
野菜に含まれるカロテン、カテキン、リコピン、サポニン、アントシアニン、ケルセチン、クマリン、クルクミン、ジンゲベロンは抗ガン作用が強いです。
ファイトケミカルと呼ばれるもので、体に良い作用をもたらしますが、一度に大量に摂っても効果は一定です。
癌にならないためにも野菜の抗ガン物質や抗酸化成分をとっておくのが大事です。
これらの成分は野菜にのみ含まれていて、お肉や魚には含まれていません。
東洋のマクロビオティックに生野菜は登場しませんが、西洋マクロビオティックは合理化を求め、生野菜ジュースを推奨しています。
(中国漢方療法に生野菜を食べる文化がないのと同じ理由です)
西洋でも東洋でもこだわらず、良いと思う部分を取り入れてみるのが良いと思います。