冷凍食品に添加物が比較的少ないと、最近はやっている「選ぶならどっち」系の添加物回避本に載っています。
あの本、実は結構ウソな事もあるので要注意。
日本で海老を食べるとなると、だいたい冷凍海老だと思います。
その冷凍海老、実は怖いんです。
正解は右が本物の海老です。(両方本物なんですが、自然って意味で)
左の海老は色が薄いです。
何故かというと、リン酸塩(Na)で膨らませたフェイクフードだから。
リン酸塩って?
商品に使う事で保水力や結着力が増す、魔法の粉。
コーラや珈琲など飲料の酸味料(100mlあたり11mg)
ハムや食肉製品の結着剤(100gあたり30mgが使われています)
海老の保水性UP
たくさん摂ると、カルシウムを奪われて骨粗しょう症になります。
カルシウムの吸収を全力で妨げてくるので、摂らないにこした事はないです。
セブンイレブンはこのリン酸塩をハムやソーセージ類にリン酸塩を使わない宣言をしています。
リン酸塩を使われている食品がかなり多いのですが、
- ラーメンの麺のカンスイ(弾力が増してシコシコ麺になる)
- ハムやソーセージの容量UP
- かまぼこやはんぺんなどの保水性up
- 日本酒やワインの元、酵母の餌に
- チーズの乳化剤
- クッキーやドーナツなどの膨張剤
- 飲料水の酸味として
怖いのが、ハムとソーセージのリン酸塩を排除したセブンイレブンでも、他の製品のリン酸塩は無視して売っている点です。
基本慈善風に見せるだけで、根本は変わらないので、コンビニが安全な食べ物を売る日なんて来ません。
リン酸塩の摩訶不思議
100gの普通に水揚げされた海老があるとします。
これにリン酸塩の液に1日つけおくと・・・あら不思議160gの海老に大変身!!
茹でると少し水分が出ますが、ゆであがりは130gになります。
ん??
100gの海老が、茹でた後で30g増えてる!?
そうなんです。こうやって大きく見せる事で、100g当たりで買い物する私たちを騙しているんです。
海老じゃなく、リン酸液分高く買わされているんです。
海老の産地が怖いとか言いますが、実は産地は関係ない
海老の生産量ランキング
1 中国 3,864,504
2 インドネシア 679,107
3 ベトナム 664,000 1
4 タイ 589,828
5 インド 521,043
6 エクアドル 266,601 1
参考:グローバルノート – 国際統計・国別統計専門サイト 統計データ
中国はもちろん、海老といえばインドネシア!
悪いイメージの中国は当然の事ながら、インドネシアでもタイでも、リン酸塩がたっぷりかけられ、無駄に水分を注入されてから冷凍された海老が日本に大量に輸入され、スーパーの冷凍食品コーナーに並んでいます。
現地で無茶苦茶やられたら、もう、防ぎようがないんです。
海老よりひどいのがハム。
100gのハムを300gにして売るのが当たり前になってきているんです。
豚肉100gを材料に、200gの添加物の液体をしみ込ませて、3倍の大きさにして売る=3倍の値段で添加物を売られているんです。
日本の法律は罠がある
今の法律では、添加物の表示をしなくても逃げられるので、消費者にはどれだけの添加物が入ってるのかは分からないんです。
原材料の製造や加工過程で使われた薬品や加工補助剤の表示義務はないので、ぷりぷり海老フライやお弁当で人気の海老カツのパッケージの裏を見たところで、リン酸塩の文字はなくあたかも無添加のフリをして売られてしまっています。
マクロビアンは食べればすぐに分かるんですが、感覚が鈍ってしまっている一般人には裏のラベルを確認しただけで安心して食べてしまう人がほとんどなんです。
高野豆腐は製造過程に漂白剤が使われているし、海老はリン酸塩で水太りにされているし、お漬け物なんて目も当てられないくらい薬漬けです。
また書きますが、油も同じで酸化防止剤が山ほど入っていて、癌のリスクを多いに高めてくれています。
政府に頼っていても本当の事なんて分からないので、自分の目や舌、体で感じて危険を察知しないといけないです。