ハーブティーは3000年以上の歴史があり、中国では最古の薬用植物書のなかに紹介されています。
ハーブとは効能や効果のある薬用植物の事で、インドではアーユルベーダの古典書に、古代ギリシャや古代ローマ時代では植物学や薬草学として書物に書かれています。
ハーブは体のブレを正しく戻し、自然治癒力を高めてくれたり、痛みや発熱など症状を抑える力もあります。
ヨーロッパのイメージが強いハーブですが、使い方自体は東洋医学に似ています。
生姜やシナモンもハーブの一種なんですが、必要な季節に必要な植物が生えてくるので、手軽に取り入れる事ができると思います。
ストレス環境や生活習慣により体のバランスは崩れてしまいます。
ハーブは疲労・便秘・不眠などの症状や緊張をほぐし情緒を安定させるなど、体だけでなく心にも優しく働きかけてくれるのです。
抗酸化作用が強いので、肌の酸化を防いだり肌荒れやしみ予防など美容の救世主としても活躍してくれます。
女子力が上がるハーブティーレシピ
「ハイビスカス」疲労回復に良いクエン酸が多い
「ローズヒップ」利尿作用があり、ビタミンCが豊富
「ローズ」女性ホルモンを活性化させる
「ラズメリーリーフ」肌を引き締め、鉄分補給になる
この4つをブレンドすれば、女子力が上がる事間違いなし。
96度〜98度のお湯200mlにドライハーブならティースプーン2杯を入れ3分〜5分むらせば完成です。
花のハーブは1〜2分
葉っぱは2から3分
根っこや実は5分蒸らすのが適当です。
天然水を水から沸かせば、お湯に酸素がたっぷり入り美味しいハーブティーになります。
ポットもカップもガラス製がおすすめで、抽出する時にポットの蓋を閉めてアロマを閉じ込め、飲む時に香りをしっかり嗅ぐ事でアロマ効果が生まれます。
体調や体質、適量に注意
ハーブティーの場合は、体内に入ってもそれほど副作用はでないようですが、1日3杯が限度。
それ以上飲むのは危険です。(あくまで薬草なので)
妊婦に危険なハーブ
サンフラワー・シナモン・ジンジャーが危険です。
薬との飲み合わせが悪いハーブ
セントジョーンズワート・イチョウです。
食物アレルギーの人に危険なハーブ
ローズヒップ・ハイビスカス・菊科(カモミールやカレンディラ)・セリ科(フェンネル・アニスシード)などは注意が必要です。
5〜7月はラベンダー・レモンバーム・ドクダミなどのハーブが旬を迎えます。
美味しい時期はもちろん旬なので、家庭菜園やベランダ菜園で育て収穫しフレッシュハーブでハーブティーを楽しむとより効果が高いです。
沢山採れすぎたら半日天日干しし、その後日陰でパリパリになるまで乾かせば1年は使えるドライーブになります。
ドライハーブを買う時は、色が鮮やかで形が良いものを選ぶと失敗がないです。