こんにちわ、マクロビ大学です
今日は妊娠39週5日目に破水から出産になったのことについて書きますね。
- ちょろちょろ破水って絶対気づかないよ
- 陣痛って実際どんな感じ?
- いつ生まれるか分からなくて不安
- 予定日すぎたらどうなるの?
- 破水後は動いちゃだめって本当?
みたいな疑問に、自分がネット検索した事や体験した事をまじえながら話していきますね。
妊娠10ヶ月目(36〜39週目)事について知りたい人だけ読んでくださいね。
今回は出産の経緯を詳しく書きたいと思います。
39週でまだ出てこないとか、予定日すぎても出てこないって焦ってるママさんが多いですが、赤ちゃんは自分が出てきたいタイミングで出てくるので、ゆったり待ってあげてくださいね。
もくじ
定期検診の2日後の破水
金曜日の朝、36週から毎週になった定期検診に行きました。
(朝1滴だけ血が出ていて、おりものの量が増えてました)
赤ちゃんは完全に骨盤の中に頭をつっこんでて、かなり下の方に降りてきている状態で、子宮口は4cm、その奥は指1本半もひらいちゃってるのでいつ生まれてもおかしくないって言われて家に帰されました。
土曜日も1滴くらい血がついてたのと、異様な量のおりものがでてました。
日曜日の昼、ジョワっておしっこが漏れた感じでパンツが濡れたので見てみると、透明ななめ茸みたいなおりものがパンツ一体にべっとり。
その3時間後にも同じ感じでジョワって水が出て、スライムみたいなおりものがパンツに。
その3時間後にも同じく水が出てきたので、確認のため病院へ。
(夜10時)
羊水かどうかの検査って簡単にできる
病院につくと、赤ちゃんの心音と子宮の痛み度合いがわかる機械で40分間体をチェックされました。
その後、妊娠検査薬と似た検査キットを膣に入れて、羊水がもれているのかをチェックできるらしく、それで謎の水漏れが羊水なのかをチェックしました。
5分後くらいに「あー羊水ですね」ってなって、明日の朝8時に陣痛が起こりやすくなるジェルを膣に入れて様子を見ましょうってことになりました。
私は入院、夫君は家に帰って明日の午前中またきてもらうことに。
陣痛促進剤なのかな?
朝ごはんが終わったら来てねっていわれてたので、ごはんを食べて検査室に行くと、また40分間心音チェックの機械につながれました。
その後一番弱いタイプの陣痛促進ジェルを8時に膣にいれられました。
ドイツは基本自然になんでもやりたいらしく、このジェルが効かなかったらミソなんとかっていう薬を1錠ずつ量を増やしつつ試すそう。
(事故が絶えないシトテック:前回10週で亡くなった子供の種ずつの時飲んだシトテックっていう恐ろしい副作用が出る薬は、このミソなんとかの8倍強い薬だそうです。)
日本だと陣痛をおこすため4粒くらい謎の薬を飲まされる病院が多いみたいなんですが、ジェルでふんわり陣痛を起こすことになりました。
生理痛みたいな感じの陣痛
痛いとかじゃなく、なんか重だるいくらいの間隔が12時くらいからきました。
12時からまた心音検査だったのでそのことを伝えると「じゃ、天然オイルで優しく早めましょうか」と言われ、アロマオイルを渡されました。
普通に良い匂いのアロマオイルをお腹に塗って、なぜか階段をたくさん降りるように指示されました。
6Fまでエレベーターで上り、2Fで降り、無駄にロビーまで歩いてから戻ってくると、お腹が重くて歩くのが辛くなってました。
(普段薬を全く飲まないので、アロマだろうが弱い薬だろうが人より効き目が強くでる体質。)
お腹が空いてたので夫君にパンを買ってきてもらって、テラスでパンパーティをしました。
(ここまではダル重いくらいで平気な痛さ)
陣痛開始と破水
17時になって間隔が5分くらいになったので検査室に行くと、破水。
破水ってこんなバッサーって水が吹き出すんだってくらい大量でした。
よくある青いバケツをひっくり返した感じの量の水で、診察室のベッドがびしょ濡れになりました。
1回で破水の水全部が出るわけじゃなく、その後ずっと1分おきくらいにマグカップ2杯くらいの水がバシャー、バシャーって出てきて、診察室のあらゆるところを水浸しにしてしまいました。
5分に1回痛いけど絶えれる痛みがやってきていて、この痛みって横になってると余計痛くて、しゃがんでたりトイレに座ってる方が楽でした。
分娩室が空いたので移動し(廊下も破水の残り水で水浸しにしながら)、横になると痛いのでお風呂に入らせてもらいました。
お風呂の水は破水の水でよく分からない生理っぽいカスだらけになってました。
お風呂で浮遊状態でいると、陣痛が来てもなんとか受け流せる痛さでした。
1時間しても間隔が狭まらなかったのでお風呂から出されベットに横になることに。
(心音計と子宮の痛さを測る機械につながれます)
横になってると陣痛ってものすごく痛くて、死ぬほど痛いってこういうことかってくらい人生で初めての痛さが2分おきにやってきました。
ゆっくり息してーってみんなは言うけど、尋常じゃない痛みで息するとか無理!
エイリアンの映画で、お腹突き破って化物が出てくる時痛そうにしてる人と同じ痛みだろうなって感じのが2分ごとにやってくる地獄、、、
妊娠なんかするんじゃなかったって後悔の念と、産むしかないっていう意気込みで逃げ場なし。
何かしようか?何ができるかな?って夫君に言われるたび、頭撃ち抜いて!!って叫んでました。
無痛分娩に切り替え
17時から始まった陣痛ですが、夜中になっても子宮口が開かなくて永遠苦しまされてました。
2分おきに意識を失ってたので、夜中0時前にPDAって言われれる麻酔を入れてもらうことになりました。
麻酔を打ってもらった瞬間からすごく楽になり、普通に会話できるし寝れるし最高の気分に。
今だから言えるけど、ここで麻酔に切り替えて正解でした。
この後さらに10時間待たされることになったので、無痛じゃなかったら絶対死んでた。
子宮口が開かない
麻酔をすることで子宮口が開きやすくなるって効果があるんですが、私には全くなく、、、
麻酔が効いてるのでゆったりすごせてたんですが、夜中2時になっても3時になっても子宮口は4cmのまま。
子宮口ってトンネルみたいになってるらしく、入り口はけっこう開いてゆるゆるだけど、奥が4cmしか空いてなくて全然ダメだなーって状態だったみたいです。
毎時間指を入れられてグリグリされますが、痛いとか全くないです。
4時になって、子宮口が開くホメオパシーのお茶を飲まされ、10cmになるのを待ってたんですが、5時になっても6時になっても4cmのままだったので、7時まで待ってこのままだったら帝王切開ね!って通告されました。
ホルモンのせいか泣き崩れる
あんなに痛い陣痛に10時間絶えたのに、麻酔打ってもらって5時間も待ってるのに、、、、
結局帝王切開??
って泣き崩れてしまいました。
原因は赤ちゃんの頭が骨盤の外に向いてて、子宮口ではなくお腹の右下に向けて一生懸命出てこようとしてたせいでした。
赤ちゃんは出てこようと必死で頭を押出してたので、生まれた時頭の片側に跡が残ってました。
帝王切開がはじまった
7時になってダメ元でチェックしてもらったけど、やっぱり子宮口は4cmのまま。
仕方なく帝王切開することになりました。
手術室に運ばれてから45分くらいで簡単に生まれました。
麻酔はすでに効いてるので、起きたままお腹を切られる恐怖の手術、、、。
怖がってる私の手を看護師産が握ってくれてました。
目の前に薄い布で壁をつくってくれて、お腹になにか感じる?って聞かれて、「だれかが触ってるのは分かるけど、、、」って答えました。
多分すでにこの時切られてたんだと思います。
お腹の中を激しくゴソゴソされて、元気な泣き声とと共に赤ちゃんが出てきました。
(布の向こうで見えないけど)
赤ちゃんはそのまま別室に連れて行かれて、タオルぐるぐる巻きになって手術が終わってない私の胸の上に置かれました。
3800gのビッグベイビーだったけど、初めて対面した時は小さいなって感じました。
それから、会えたのが嬉しかったのか、帝王切開になったのが悔しかったのか、涙が止まらなくなりずっと泣いてました。
布の向こうの先生たちの手が赤ちゃんにゴンゴン当たるので、「パパの所に連れて行ってください」ってお願いして、あとはゆったり謎の感情と戦いながら手術が終わるのを待ちました。
帝王切開って1時間かからないんだってびっくり。
こんなことになるなら、最初から帝王切開を選んで、子宮筋腫も一緒に取ってほしかったなって。
恐ろしい陣痛と何時間も戦ったのに、、、とかすごい複雑な思いでいっぱいでした。
妊娠39週目まとめ
臨月の生活が辛すぎて予定日より早く生みたかったけど、帝王切開だと術後ものすごく大変な思いをしました。
1日目はおしっこチューブを繋がれ、子供を抱き上げることもできないし、何するにもいちいちナースコールでした。
出産がこんなにも大変だとは思わなかったし、みんなこの痛みを経験して子供を産んでいるのか、、と母親全員尊敬するようになりました。
5時間以内なら陣痛も絶えれるけど、それ以上だと無理だなとも思いました。
マクロビやってるし、私は安産で間違いないってたかくくってたバチが当たった気がします。
帝王切開なんてやりたくなかったのに、結局やる羽目になったし、母乳は初日から出ると思ってたけど出なかったり、全部自分の想像外。
出産って大変だなって思い知らされました。
妊娠39週目の私の生活
出産2日前に検診に行ってました。
この時は3400gくらいと言われてたけど、実際出てきたら3800gあって、エコーでは正しく計測するってできないみたい。
子宮口4cm空いてて、奥の方も指1本半開いてるから、もうすぐ生まれるって言われてました。
日本だとカーテンがあったりするけど、ドイツの産婦人科の受診室は、スッポンポンで台に乗せられます。
お腹が大きくなってからは横のベッドに寝そべって、エコーで見られる感じ。
子宮口のチェックもこのベッドの上でパンツ脱がされて、先生に指突っ込まれました。
検診の後夫君のお迎えが40分後って言われて、トイレが我慢できずマクドナルドに入りました。
普段こういうジャンクなもの一切食べないけど、お腹空いたし座りたいしトイレ行きたいしで、マクドナルドで時間潰しすることに。
日本のマクドと違って吐くことはなかったけど、全く美味しいとは言えない代物でした、、、
(昔はマックポテト好きだったのになー)
ユーチューブで韓国の美味しいお店情報見てたら韓国料理が食べたくなって、ダメ元で行ったREWEっていうドイツのスーパーで海苔(鬼高い)を見つけて作りました。
キンパ最高♪
トンチミも久々食べたいなーって思ってたら、ネットにレシピがあって、ドイツの材料でも作ることができました。
出産開始日、辛いものを食べたらお産が始まるって前テレビでやってたなって思って、ピビン麺を作って食べました。
狙い通り破水が始まって出産になったのでラッキーって思いました。
オーストラリアのピザ屋に、陣痛ピザって名前の激辛ピザがあって、妊婦さんが食べるとお産が始まるってやってたのを真似しました。
6月17日〜23日 39週目の私の生活はこんな感じでした。