日本食が健康って色んな発表がされてますが、江戸時代の食生活が一番健康になれるって意味なのを知らないと怪我します♪
日本人は腸が他の国の人よりも長いので、基本はお肉を消化するのが苦手。
欧米人は腸が短いからどんどん消化してウンチとして出すまでに時間がかからないんですが、日本人の場合腸を通過するのに10時間以上かかってしまってその間に腐敗して大変なことになってるんです。
かといってダメって言うわけじゃなく、メリットも大きいので書いときますね。
動物性タンパク質は、陰陽調和の話で言うと超陽性だから、冷え性の人が食べると即効性があるので本当オススメ。
顔が青白いタイプで貧血気味な女子には是非食べてほしい食品の一つ。
ただ、現在の栄養学では理想的だって言われてるけど、隠されたデメリットもいっぱいなのを知って食べてほしいんです。
昔から必須アミノ酸が・・・とか必須脂肪酸が・・とか色々教科書で習ってきたものの、今は全く逆の見解になってる事例がたくさんあると思うんです。
例えばコレステロール!
高コレステロールな食事は控えましょう!って卵の黄身を食べない人がいたりしますが、コレステロールってたくさん食べようが食べなかろうが、足りない分は体の中で作っちゃうので、結果控えても同じ量になるものなんです。
なので、高コレステロール値だから・・・って検査結果はもはや無意味なものになってるって去年の春だったかな?学会発表でわかった事実になっちゃってます。
でも、海外セレブとかで(私の友達もですが)目玉焼きの黄身抜き!とか、オムレツ白身で作って!みたいな変なオーダーをしてる外人をよく見ます。
多分知らないんだろうな・・・
お肉を自分の必要量以上に食べた時のデメリットは、、、
胃腸で分解吸収が完全にできず、腸内で腐敗し大量の毒素を作ってしまうこと。
体重60kgの人が60gのお肉を食べるのが理想なんですが、たいだい今の日本人の食事だと85g以上取っちゃってるんだそう。
毒素の主なものは、硫化水素・インドール・メタンガス・アンモニア・ヒスタミン・ニロトソアミンなどで、フリーラジカルも作られます。
フリーラジカルって空気中にあって肌に着くと荒れるからって、最近のBBクリームやファンデーションや下地にはフリーラジカル防止剤的なものが入ってるのが流行ってますよね。
フリー(自由)ラジカル(過激)
不安定な分子なんですが、不完全な電子を持ってるので、他のものから奪おうとする性質があって、簡単に言うと活性酸素と同じって考えるのが楽な物質です。
スーパーオキシド
ヒドロオキシラジカル
の2つは活性酸素でもあり、フリーラジカルでもあります。
活性酸素(さっきの2つに加え過酸化水素・一重項酸素が主な成分)は体内で作られるもので、フリーラジカルは空気中にふわふわ浮いてるものって考え方が普通な感じなのかな?
そんな悪い成分がたくさん発生してしまうのがお肉の食べ過ぎ。
体内でこおいった毒素を解毒するために、超や肝臓で大量の酵素(エンザイム)が使われてしまうので、肌や体の修復まで酵素が回らず、朝起きれないとか肌の調子が悪いとかアトピーだとか花粉症だとかが起こってしまう。
花粉症は花粉が原因じゃなく、解毒しきれない自分の体が原因だから、花粉症の薬で症状を止めて治った感覚に騙されてると、どんどんひどくなって薬が効かなくなるから、治したいなら解毒が一番大事なんだけどな・・・って毎年春になるたび周りを見て思います。
無駄に摂取したタンパク質は消化酵素を無駄使いしてアミノ酸に分解され、肝臓で分解され、血液に運ばれます。
すると血液が酸性に傾くので、それを中和するために骨や歯からカルシウムが大量無駄使いされ、カルシウムと酸化した血液が腎臓で濾過されて排出されます。
つまり、酵素とカルシウムと水分を大量に無駄使いして排出されるってこと。
で、知識のない日本人がよく陥るパターンが「カルシウムが使われるなら牛乳で補給しなきゃ!」って無謀な行動をすること。
牛乳は食物繊維が含まれていないので、腸相の悪化に拍車をかけさらに無駄にカルシウムを体外に排出してしまうんです。
※食物繊維は人間の持ってる消化酵素で分解できない難消化性分のことで、セルロース・ペクチン・キチン(蟹や海老の甲羅の成分)などが主な成分です。
牛乳を飲んでる人の方が骨粗鬆症が多いってなんでみんな知ってるのに、CMに騙されて飲んじゃうのかな?って不思議で仕方がない、、、。
肉をたくさん食べて食物繊維が不足すると、ベンの量が減り便秘の原因になり、放っておくと”憩室”が腸内にできてしまって、そこが毒素の溜まり場になってガンやポリープの原因になってしまいます。
魚だったら大丈夫ってわけでもなく、同じ状況になります。
ただ、魚中心の生活をしてる人の方が腸相が悪かったとしても、痙攣や腸壁の硬さは見られるけど「憩室」が作られることは少ないです。
魚はEPAやDHAが含まれてるから脳にはいいですよね。
ただ、水銀とかの害があるので、足が臭くなったり他の弊害は出てきてしまうかも・・・。
憩室ができにくい理由としては、脂肪の質の違いです。
飽和脂肪酸は体に悪く、不飽和脂肪酸は体にいい!って考え方でだいたい合ってます。
人間の体温より高い体温の動物の肉は基本食べない方が安全。
なぜなら、私たちの体の中で脂肪が固まってしまって排出できなくなるから。
牛・豚の体温は人間よりも高い38.5〜40度。
鳥は41.5度。
人間より体温の高い動物の油って、フライパンとかで常温でも固まったりしてると思います。(夏でも)
あのベタッと固まった油が自分の体の中でも起こってて、あの状態で血の中を流れるなら、相当ドロドロするだろうなってわかると思います。
一方魚は人間よりもはるかに低い体温で生きてます。
なので、魚の油が自分の体に入ってきたとしても、サラサラの状態で流れるので、逆に血液をサラサラ流してくれるので悪玉コレステロールを下げてくれるとか言われてます。
ちなみに魚の白身の方が体にいい!って言われてる理由は、赤身に含まれる鉄分が白身よりも酸化を早めるからって理由です。
赤身がいいって人もいるし、何が正しいかは自分の体の調子を見て合ってるものを食べるといいです。
マグロやカツオなどの赤身の筋肉には「ミオグロビン」って成分が含まれていて、すごく特殊なタンパク質だから、摂るとすごく体にいいのにな〜とかも思います。
ミオグロビンは酸素を貯えることができる球状たんぱく質で、イルカやクジラやアザラシなどの長時間もぐりっぱなしな動物の筋肉に良く見られる成分。
カツオやマグロにこの成分が多い理由は、猛スピードで泳ぎまくるので大量の酸素を必要とするせい。
白身の魚はミオグロビンをもっていないので、切り身にしてもすぐに酸化しません。
でも、EPAやDHAは赤身の魚の方が多いし、鉄分も含まれるので貧血の人や脳に障害のある人なんかは赤身をさばいてすぐに食べるのがいいと思います。
鉄分が酸化すると貧血改善どころか健康被害をもたらすので、鮮度が大事!
カツオのたたきは表面をさっとあぶることでタンパク質を変化させ、空気に触れても酸化させない工夫がされた、すごくいい調理法。
外側をコーテイングすることで内側が空気と触れて酸化するのを防いでくれてるんです。
魚の皮によく集まる寄生虫をやっつける役割もになってるので、一石二鳥。
ただ、最近のマグロは水銀の含有量が増えてきてるって報告があちこちであるので、土壌汚染同様海洋汚染が進んでるのを視野に入れながら摂取しないと、、、、。
人間の水分を除いた8割がタンパク質。
すごく重要だけど、すごく摂るのが危険なのもタンパク質。
タンパク質=アミノ酸
なんですが、体のパーツごとに構成してるアミノ酸の配列が違うので、腸で消化エンザイムを使ってタンパク質を最小単位のアミノ酸にまで分解してから腸壁で吸収し、パーツに合わせて再構成して体を作っていく。
人を作るタンパク質は20種類あって、
体で構成できるアミノ酸は
アルギニン
グリシン
アラニン
セリン
チロシン
システイン
アスパラギン
グルタミン
プロリン
アスパラギン酸
グルタミン酸
自分で作れないアミノ酸が
バリン
イソロイシン
ロイシン
メチオニン
リジン(リシン)
フェニルアラニン
トリプトファン
スレオニン(トレオニン)
ヒスチジン
必須アミノ酸は8種類って昔習ったけど、今はヒスチジンが増えて9種類になってます。
1種類でも欠けると栄養障害を起こすので、毎日絶対取らないといけない成分です。
で、手っ取り早く取れるのがお肉なので、厚生労働省がお肉を何g1日にとりなさいよ〜とか、安易な指示をだしてくれてるんです。
動物性に頼らなくても植物性タンパク質でもアミノ酸は補えます。
豆を2種類炊くと、必須アミノ酸はほぼ揃うんです。
例えば昆布はアミノ酸の宝庫だし、海苔の37%はタンパク質だし大豆もものすごくアミノ酸が豊富です。
スレオニンって成分が少しだけ基準より下回るだけで、ほぼほぼ必須アミノ酸はこれらで摂取できます。
動物性タンパク質はすごく手っ取り早いんですが、環境汚染が心配な土地で成長ホルモン剤を注射されて劣悪環境でそだったお肉を食べるのが問題なんです。
肉の脂肪にそういった危険な成分が溜まるので、お肉を摂るなって言ってるわけではなく、そういった危険な成分を取らなくてすむから植物性の方がいいんじゃないかな?って言ってるだけです。
手塩にかけて育てられた安全な豚肉や牛肉が手に入るなら、それは是非摂るべきだと思います。
ブラジル産鶏肉やアメリカ産牛肉の恐ろしい飼育状況を知ってるなら、スーパーのお肉って怖くて買えないと思います、、、。
魚も環境汚染で摂るのが怖くなってますが、怖い反面メリットな成分もたくさん含んでるので、食べるのはいいことだと思います。
ベジタリアンが正しいとは絶対言わないので、安全な動物性タンパク質と植物性タンパク質を組み合わせて摂るといいと思います。
炭水化物は太るから食べない!って風潮が高まってますが、日本人の体は炭水化物を主食にするように作られてます。
100年後は進化してるから、肉中心に変化してるかもしれないですが、今の日本人はまだ米を食べるべき消化器官を持ってます。
白米ばっかり食べるから太るのであって、一物全体、皮ごとなんでも食べれば太る心配はありません。
ぬかや胚芽を除いた白米を食べるから消化がうまくいかず余分に脂肪に蓄えられてしまうだけ。
しっかり栄養補給と排出ができる玄米食(全粒粉パンなど)なら心配無用です。
本当何が正しくて何が間違ってるって人によって違うので、すごく難しいと思います。
ただ、自分の意見が正しいって決めつけず、今の常識は5年後には逆転される可能性があるってことを受け入れつつ進んでいってほしいです。
自分の体をしっかり見つめてあげて、本当に調子が良くなる食べ物を考えながら摂るのが一番正しいことなのかなって最近は思います。
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