栄養がしっかり取れていると気持ちが落ち着き、気分の浮き沈みはなくなります。
でも、何かだるかったり、何かやる気が出なかったりって時は、ミネラルが足りていない事がほとんどです。
タンパク質も必要なので、ミネラルと一緒にしっかり摂るといいです。
日本の土壌はミネラル不足。
なので、ミネラルが豊富な海藻類を食べるのが一番効率が良く、手軽に摂取できる方法だと思います。
海藻が苦手なら、オカヒジキや小松菜がベスト。
タンパク質は臓器・筋肉・ホルモン・神経伝達物質をつくる元になるので、体を正常に働かせるためにはなくてはならない栄養素。
ミネラルは、体の働きを助けたり筋肉や神経を健康的に保ってくれる役割を担っています。
マクロビオティックでタンパク質は主に大豆から摂るので、豆腐や揚げや味噌などを摂り、足りないミネラルはワカメやヒジキ、簡単に戻せるフノリなどを摂取すると良いです。
ワカメと小松菜は食物繊維が豊富
糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病には食物繊維が効きます。 野菜はもちろんキノコや海藻などで補うのが効果的です。
わかめには
- コレステロールの吸収を妨げる
- 水溶性の繊維質が多く含まれているので便秘にも良い
- 血糖値の上昇を穏やかにする
など、体にとって嬉しい効果がいっぱい。
キノコ類は食べ過ぎると鬱だったり精神異常を引き起こしますが、普通の量を食べる分には良い事ずくめ。
不溶性の食物繊維なのでよく噛む事が大事です。
よく噛むことで唾液(酵素)が分泌され、消化も助けるし歯も守るし、満腹中枢も刺激して食べ過ぎを防止してくれるしで、これもまた良い事づくめ。
小松菜は食物繊維はもちろん鉄分やビタミン、ミネラルも豊富なので是非食べておきたい野菜のひとつです。
臓器の形と似た食品がその臓器を癒す
マクロビオティックというよりは自然治癒の分野ですが、臓器に似た形の食材を摂ると、その臓器が治ると言われています。
肺はレンコン、腎臓はジャガイモ、血管はフノリなど、形が似た者を食べる事で癒されます。
自然の感覚が取り戻せてくれば、その日食べたいものが自分に必要なものなんだと分かる様になるので、とっても楽です。
少しずつ感を取り戻すと良いと思います。
喉の痛みにはレンコンパウダーをお湯で溶いて飲めば治るし、リンゴジュースでタンが絡みにくくなります。
熱がでたらキャベツを頭にかぶって熱を取ってもらったり、鼻水にはタマネギを鼻にさしたり、風邪の時は喉にネギを巻いたりします。
一見変な治療法ですが、薬局の薬のように効果と副作用が同居していないので、良くなるかなにも起こらないかのどちらかで安心です。
薬は体を冷やし、必ず副作用が伴います。
添加物と同じく、体に害なものなので、少し熱が出たからなどの理由で安易に飲まない方が良いです。