放射能汚染が怖いから、福島の野菜は避けるって人多いと思いますが、もう意味ないですよ。
最近は西日本にも降り注いでいるようで、どこ産かだけでは判断できなくなってきました。
ある自然派宅配野菜の放射能の検査結果で、実際にどれくらいの量なら大丈夫だと判断するのかを書きたいと思います。
8月の検査結果(全て不検出範囲内なので厳しい検査を通過しているものになります)
にんじん 熊本県産 放射性ヨウ素131 3.3 放射性セシウム134 3.6 放射性セシウム137 3.3
きゅうり 徳島県産 放射性ヨウ素131 1.2 放射性セシウム134 1.2 放射性セシウム137 1.1
ぶなしめじ 長野県産 放射性ヨウ素131 7.3 放射性セシウム134 6.0 放射性セシウム137 7.4
しいたけ 広島県産 放射性ヨウ素131 1.0 放射性セシウム134 0.9 放射性セシウム137 1.1
牛乳 北海道産 放射性ヨウ素131 6.7 放射性セシウム134 5.1 放射性セシウム137 6.8
厚生労働省の基準は(単位:ベクレル/kg)
一般食品 100 乳児用食品 50
牛乳 50 飲料水 10
です。
自然派の宅配野菜の会社は、乳製品・葉もの野菜・果物・米・飲料水の項目は、10以下に厳しく制限しています。
一般食品も国の規定が100のところ、半分の50以内を基準に安全をはかっています。
飲料水の10の値はほぼ不検出なので、全く問題ないといって良いレベル。
※検出限界値の目安としてEMF221という機械で30分測定のうち5Bq/kg、TS150Bの機械で1時間測定し8Bq/kgを基準に検査した結果です。
(検出限界値は、検査時間や検体量により前後します。)
スーパーでどこどこ産だからちょっと高いけど買おうかしら・・・みたいな事は無意味で、スーパーに売られている野菜は毎日放射線検査をするわけではなく、何ヶ月かに1度前もって知らされた状態で検査を行います。
なので、本当は放射線量が規定を超えている場合でも、検査の日の検査の検体用の野菜のみが規定値内であれば問題なく出荷されてしまいます。
いちいち安全かどうかを調べてくれているわけではないので安心はできないんです。
自分ではどうしようもないので、あまりに安すぎるものに飛びつかない事と、前もって厳しい検査基準を持った会社に注文をするかで防げるので安全をお金で買うと良いと思います。
↓今日本にある宅配食材の会社の中で、一番安全基準が厳しいのがここです
らでぃっしゅぼーや
↓2番目に安全なのがここです
オイシックス
↓比較的安心な生協の宅配もあります
生協の宅配
近所に農家直送で売られている野菜市は、農薬は少なめにしたり無農薬栽培だったりしますが、放射線量は検査していません。
どこの物が安全かをしっかり調べて買う事をおすすめします。
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