なんだか体調が悪いとかなんだか不調と感じた時、いくつかの原因があるのではないかと考えました。
私の場合、これといって原因がなく日々悶々と暮らしていました。
しかし、頭痛が慢性化したことで病院へ行くことにしました。
結果的には、自分自身の血流が悪いことで頭痛、吐き気、肩こりを起こしていることがわかりました。
体温も低体温状態のため血行が悪くなり、身体が冷えた状態になり冷え性も勃発しています。
体温は、36度位が一番ベストいうことが調べてわかりました。
寒い時は、レッグウォーマーやマフラーや腹巻きなどで回避することは可能です。
しかし、身体の中から温めることは極めて難しいです。
温かいものを胃の中に入れることで一時的には温まります。
しかし、これは、一過性の物になります。
そこで身体の中から温めることも考える必要があります。
考えられることは食材や調理方法です。
食事は、生きるためには必ず必要なものです。
食べ物一つで身体の状態も変わってしまう位、食べ物は私たちにとってとても大切なものになります。
身体を冷やさないためには、煮る、焼く、茹でる、炒めるという加熱調理したものを温かいうちに食べることがベストです。
冬になると、お鍋が美味しい季節になり、身体を温めるにはベストな食事です。
特にお鍋の時は、塩、コショウ、唐辛子等の調味料を利用して身体を温めることで発汗を促します。
他にもカレー粉にも利用している、ターメリック、クローブ、フェンネル、シナモンも身体を温める香辛料になります。
また、七味唐辛子には、ゴマ、シナモン、山椒、白芥子、麻子仁、唐辛子が配合されているので胃腸を温め消化を助けます。
女子会、忘年会、クリスマスパーティーなどイベント事が多い季節にみんなでお鍋を囲んで楽しく食べて血流をよくして冷え性を回避するなんて一石二頭ですね。
個人的なお勧めは、キムチ鍋です。
他に、香味野菜を利用した食べ方もお勧めです。
香味野菜とは、ショウガ、ネギ、ニンニク、シソの葉がお勧めです。
香味野菜は、身体を温めるには、強い味方です。
しかも、肉や魚との相性もよく、臭みを消すためにお料理に加えることで美味しさをアップしてくれる強い味方になります。
保温性の高い葛粉もお勧めです。
葛粉は、葛根湯として薬剤にも使われています。
調理方法としては、とろみをつけてあんかけにすることで料理が冷めにくくなります。
普段、利用するのは水溶き片栗粉を利用しますが、身体を心から温めるために利用するには、葛粉を使う方がお勧めです。
香味野菜の中で身体を温める食材にショウガをあげました。
しかし、ショウガは、食べ方によって逆に身体を冷やす作用に働きます。
その食べ方とは、生のショウガをすりおろして食べることです。
生のショウガをすりおろして食べると、一時的に身体がポカポカするだけで逆に冷え性の改善にはなりません。
生のショウガをすりおろして食べるのに効果があるのは、発熱がある場合です。
発熱の時の食べ方は蜂蜜やレモンと一緒に生のショウガをすりおろしたものをお湯で割って飲むと発汗作用によって汗をかき、熱を下げる効果があります。
他にも、腹痛や吐き気の緩和、目まい、強心、コレステロールの低下、鎮痛、解毒、抗菌、酸化防止、下痢や便秘の解消などに役立ちます。
また、新陳代謝の活発化、生理痛の緩和にも役立っています。
では、冷え性を回避するショウガの食べ方を生ではなく熱を加えることで冷え性にとっても役立ちます。
それは、ショウガを乾燥させることまたは蒸すことです。
乾燥ショウガの作り方は、ショウガを皮ごと1から2ミリ程度にスライスします。
ホームセンターなどで売っているネットを利用してベランダに1日天日干しすることで、乾燥ショウガの出来上がりです。
蒸しショウガの作り方は、ヒネショウガ(前年に種生姜として植え付けた根の部分)を100グラム用意し、1ミリくらいの厚さにスライスします。
また、皮の汚れている部分だけ洗い落します。
理由は、皮の過ぎ下には薬効が詰まっているのでなるべくとらないように注意します。
オーブンを80度にセットして1時間程焼きます。
また、45分位経つと小まめに状況を確認します。
干からびた状態になれば完成です。
また、完成したショウガは、乾燥が完全なものになってからジップロックや保存容器にて保管します。
乾燥ショウガの利用方法は、5枚位利用してカップに入れて紅茶を注ぎます。
飲むと身体がポカポカしてきます。
また、蒸しショウガは、おろして粉末状にして料理に使うことも可能です。
注意してほしいのは、市販されている乾燥粉末ショウガです。
フリーズドライ製法(凍結させ真空状態にし、水分を昇華させて乾燥)または、低温減圧乾燥製法(圧力を下げて50度以下で乾燥)で作られているので生ショウガから水分のみ取り除いていますので乾燥ショウガや蒸しショウガと同様の効果は期待できません。
他にも身体を温める冷え性に効果がある食べ物があります。
冷え性に効果的なもの
野菜:人参、ゴボウ、レンコン、にら、かぼちゃ、ネギ
果物:桃、サクランボ、あんず
魚介類:エビ、なまこ、アナゴ
その他:梅、栗、くるみ、山芋、こんにゃく
冷え性には逆効果なもの
野菜:きゅうり、セロリ、とうがん、なす、白菜、燃やし、レタス
果物:メロン、スイカ、ミカン、バナナ、びわ、ゆず
魚介類:こんぶ、わかめ、海苔、ヒジキ、カニ、あさり、しじみ
上記の冷え性に効果的なものをみると、寒い季節や寒い国で育ったものが身体を温めますが、温かい季節や温かい気候で育ったものは身体を冷やす性質があります。
身体を温めるものは地下で育つ根菜類が多いですし、逆に身体を冷やすものは地上で育つものが多いです。
根菜類ばかり食べ過ぎても冷え性が回避するわけではありませんのでバランスよく食べましょう。
また、身体を冷やす食材も加熱料理にしたり血流を良くするための調味料を加えて料理するという工夫一つで冷え性改善に役立ちます。
身体を温めるもので食材以外にも役立つものがあります。
それは、日本酒の熱燗です。
また、赤ワインや日本酒など常温で飲むお酒は熱かんやお湯割りで飲むと温まります。
ビールや水割り、サワーなどは胃腸を冷やすので冷え性の人にはお勧めできません。
忘年会やパーティーなどに参加する場合は、是非日本酒の熱燗を飲んでください。
生で食べるものよりもきちんと調理したものをバランス良く食べることで冷え性の回避効果に役立ちます。
しかし、冷え性以外にも健康維持のためには、3食きっちり食べることはベストです。
なんでも食べるという訳ではなく、脂っぽい食事ばかり食べたり、食べ過ぎたりすることでコレステロール過多になり動脈硬化になる原因になります。
何事も限度を考える必要があります。
私自身、アイスクリームが大好きで年中無休で食べていました。
もちろん、血流が悪くなった理由の一つだと思います。
アイスクリームは、暫く我慢しようと思います。
おやつも全く食べないということは難しいですが、バランスの取れた食事を取り入れ、なおかつ血流を良くするために温かいものを優先的に食べることを心がけていきたいと思います。
お勧めなのは、蒸しショウガを作って料理に入れることです。
食べ物以外にも軽く運動をしたりストレッチを取り入れたりして身体を温めることが必要です。
血行を良くすることで冷え性も改善し、健康的な身体を作っていきたいです。
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