ドイツでパン焼いてみよ!
って思って色々やってみて、大好きなツォップ(zopf)をマスターしたので、手作りパンの作り方をシェアします。
生地は同じだけど、形が違うので今回動画にしたやつの本当の名前は、Schneckennudelって云うそうです。
もくじ
ドイツの菓子パンツォップの作り方動画
Zopf(Schneckennudel)の材料と作り方
小麦粉 500g
Hefe 1つ(ドライイースト12g)
水 220ml
砂糖 100g
ココナッツオイル 50〜80g
塩 5g
卵代用粉 5g(ei ersatz)
作り方
全部混ぜて、捏ねて、20〜30分(冬場は1時間かかるかも)放置します。
パン生地が2倍くらいにぷっくり膨らんだら、優しく押しつぶして2つに分けて、綿棒で伸ばします。
伸ばした生地に好きな材料を乗せて、手前からクルクル巻いて指3本くらいの高さになるようカット。
1cmずつ隙間をあけながら、オーブンシートの上に並べます。
10分〜20分放置した後、220度で9分焼きます。
(180度で15分→160度で10分でもOK)
パンを作るときのポイント
ナッツを入れるとナッツツォップになります↓
オーブンやパン用の保温マシーンがある人は40度に設定してそこに入れるのもありです。
生イーストに砂糖をかけて、小麦粉を足して、、、ってイーストに直接塩がかからないようにすると、イーストがさらに元気に働いてくれます。
砂糖がたくさん入ってるので、失敗することはないですが、放置する時間が少ないとふわふわの仕上がりではなくどっしりした感じになるので、2回しっかり発酵時間(ベンチタイムって言います)をとってあげることで、より美味しく作れます。
普通のパンのレシピをヴィーガン仕様にする方法
バター→ココナッツオイル
牛乳→水or豆乳
卵→卵代用粉or片栗粉14g
に変更すると、どのパンでもヴィーガンパンにできます。
ei ersatz(卵代用品の粉)って?
卵焼きとかスクランブルエッグにはならないけど、ケーキやパンに使える卵のかわりになるものです。
成分はBIOのもので
ルピナス粉*(55%)
コーンスターチ
マルトデキストリン
増粘剤ローカストビーンガム
海塩
ターメリック
です。
デキストリンとか何たらガムって入ってるとどうしてもビビってしまう、、、
なので、ねちょっとした質感は米粉やタピオカ粉で出せばいいと思ってて、今後はコーンスターチと米粉やタピオカ粉に塩とターメリック(色の問題だけで入れてると思う)で代用してみようと思います。
ドライイーストと生イーストの違いと使い方
ドライイーストは甘みの少ないパンに向いてて、
生イーストは甘みの多いパンに向いてます。
ドライイーストが向いてるのはこのパン
GOPANとかHBことホームベーカリーにおすすめ!
日本にいるとき、週3でPanasonicの自動パン焼き機を夜セットして、朝焼きたて食パンを食べてました。
8時間かけて発酵→焼き上げって機械でやるので、生イーストだと発酵しすぎで膨らまなくなったり酸っぱくなったりします。
フランスパンとか、発酵時間が長いパンもドライイーストがおすすめです。
ゆっくり発酵して美味しくなっていくので、長時間発酵の場合ドライイーストの方が美味しく仕上がります。
ドライイーストって誰が作っても同じ味同じ発酵時間、同じ分量でいけるので、料理教室とか料理本のレシピ向きです。
私はサフってゆーフランスのブランドの赤いやつを、甘いパンでも食パンでもなんでも使ってましたが、冷凍庫に入れとけば風味も落ちないし、いるときにいる分だけ使えて便利でした。
生イーストに向いてるパンはこれ
生イーストは甘いパンに超強い菌です。
ドライイーストだと、甘いパンは通称赤サフって呼ばれるフランスのやつか、糖耐性のある金色のサフじゃないとうまく焼けません。
うちの父はイースト臭が嫌いらしく、手づくりパンって苦手って言います。
そーゆー人にはイースト臭がしない生イーストで焼いてあげると、美味く食べてくれますよ♪
生イーストの方が断然美味しいし、イースト臭がしない代わりに自然な甘い香りで、噛めば噛むほど美味しさが追いかけてくる・・・そんなパンになります。
生イーストの方が砂糖をガツガツ食べるので、発酵時間が超短いくぶっっくぶく膨れてくれます。
初心者でも失敗しないくらいガンガン膨れるので、放置し過ぎなければ問題ないです。
ただ、日本って生イースト売ってる店ないし、100g200円とかして高い、、、、
ドイツは42g入りの生イーストが10円で売ってて、どのスーパーでも牛乳の隣に置いてあっていつでも買えます。
日本だと100g単位だから、1コ買ったら10日以内にもう一回〜二回パン焼かないといけない!ってなります。
イーストまとめ
ドライイーストは、長時間発酵のパンとか固いパン、月1しかパン焼かないわーって人に向いてて、
生イーストは、甘いパンとかふわふわの丸パン、はまったら立て続けにパン焼くよ!って人に向いてます。
世界一美味しいイースト菌はアコ酵母だと思う
私、最初は赤サフ使ってたんですが、途中からアコに変えました。
白神こだま酵母を最初使って、ホシノ酵母を使い始め、そのお母さんにあたるアコ酵母に出会い、それからはずっとアコ酵母を使ってホームベーカリーでパン焼いてました。
私の中でアコが最強で、ドイツにも菌持って来たかったくらい。
(重くて諦めたけど、、、)
こいつらはドライイーストと同じ見た目なんだけど、天然酵母なので、使う2日前から種を起こしてあげないといけないのが面倒。
手間のかかる子
月曜と木曜は種おこしの日!みたいにルーチン化してくれば全然平気なんですが、最初は大変だと思います。
アコの種おこしとHBでの焼き方はこっちの記事に書いてます>>
最強に美味しいアコ酵母が買える店舗
私のお師匠さんのプラーナっていう大阪心斎橋のお店にはいつでも常備してくれてます。
粉も全部オーガニックのが揃ってて便利。
アコ酵母をアマゾンで売ってる店>>
アマゾンのお店で250gと500gと同じくらいの値段で売ってるので、よく見て買ってくださいね。
粉は食パンならキタノカオリが美味しくて、ココ>>で買ってます。
甘いパンは、春ユタカブレンドが美味しくて、ここで買ってます>>
春ユタカ100%より、春ゆたかブレンドの方がなぜか美味しいww
私が材料を買ってるお店は、クオカのアマゾン店とかアマゾンの富沢商店です。
楽天でも買えるけど、楽天って送料無料になるまで8000円とか買わないといけないけど、アマゾンなら1500円以上送料無料になるから、買いやすくてよく使ってます。
送料無料なのですごく助かるし、製菓材料専門店なので種類が一番豊富です。
富沢商店は百貨店に出店してることが多くていつでも買えて便利なんだけど、粉5kgを持って帰るとか嫌なので、強力粉はまとめて通販で買ってます。
アコ酵母は普通のお店には絶対置いてないので、なくなる前に買って冷凍庫にキープ。
食パンキタノカオリが一番甘みが強くてコクがありますが、はるゆたかブレンドや春よ来いでも美味しく作れます。
あと、何かと必要なオーブンシート。
1次発酵の時に便利なオーブンシートは洗って一生使えるのでこれ>>を気に入って使ってます。
ホームベーカリーでしか焼かない人には買う必要ないけど、クッキー焼いたりケーキ焼いたり丸パン焼いたりする人は、グラスファイパーのこのシートが繰り返し使えて便利です。
自分のオーブン皿の形にや、よく焼くパウンドケーキ型に大きさを合わせて切っておくと、作る時ササッと用意できて便利です♪
カルディとかでも買えるんですが、赤サフが安い店はここ>>です。
オリエンタルの生イーストは500gで400円弱>>
オリエンタルの生イーストの方が美味しく焼けるのに、なぜか4倍やすく買えます♪
ネットショッピングって、量と値段をチェックしとかないと、すぐ損しかねないわ、、、
店舗で買うときは値段チェックができないから、もっと損するけどww
生のりんごや干しぶどうを水につけてると、本当の本物の天然酵母ができます。
そこからパン用に種おこしして、パンを焼いてたこともあるんですが、ハード系でライ麦パンとか、ドイツ人が好きそうな全粒粉の黒いパンとかには合うんですが、食パンや菓子パンにはなかなかうまく合わない酵母だったので、途中でやめました。
素朴でずっしりしたパンが好きな人は、本当の天然酵母を自作するのがおすすめです。
ただ、時間にかなり余裕のある人か、週末つきっきりで世話する必要があるので、ゆとりのある人しか楽しめないのが残念な酵母です。
パン初心者は、サフか生イーストから初めて、白神酵母とかホシノ酵母を試して、そのあとでりんごや干しぶどうから自力で発酵させるのに挑戦するのがパン作りにオススメです。
ABCクッキングのパン教室に通ってたけど、あそこで学んだ事と全く違う自己流を編み出してからは、計量も何も必要なくなったし、甘くて美味しい自然な味のパンが楽に焼けるようになりました。
習ってたときはわかってなかったけど、カレーパンには市販のカレールーを使うから動物性油脂にやられて吐く→お腹に発疹
バニラエッセンスを使うから、焼きたてのパンのケミカル臭にむせ返る、、、
普通の干しぶどうを使ったぶどうパンを焼かされて、何の種類かわからない農薬でアレルギー反応、、
みたいな感じで、ABCクッキングが悪いわけじゃなく、私の添加物&農薬アレルギーのせいで、
ABCのパン=体調悪くなるパン
っていう、残念なトラウマが生まれてしまいました。
普通の料理教室とかパン教室って、普通の人が経営してるから、私の食べれない添加物まみれのパンを作らされるのって当たり前だよな〜って今なら理解できます。
当時は何にアレルギーが出てるのか自分で自分の事がわかってなかったので、食べれる料理教室と体調悪くなる料理教室が契約後に発覚するっていう悲しい体験をたくさんしてました。
大阪ガスがやってる料理教室で、韓国料理の時はすごく調子良かったんですが、確かにあの時ちょこっとだけタシダっていう化学調味料を使っただけで、あとは普通の魚や野菜だったから平気でした。
でも、フレンチの会でバリバリ化学調味料まみれの料理を教えられたので、食べてる途中から体調不良で横になってました、、、
こんな感じで、自分の体がわかってない時はかなり苦労したな〜って今振り返って思います。
パン屋さんも、1口食べたら、農薬まみれの安い小麦粉使ってるか、普通のレベルの粉使ってるのか、北海道産を使ってるな〜とかがわかるようになりました。
知らないよりは知ってた方が得なので、パン作りに一回はまってから、パン屋さんめぐりとかすると、店のレベルとか質がわかって楽しいと思います。
自分のパンが世界で一番美味しいって思ってるくらい美味しくできるので、是非試してみてほしいです♪
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